プロ野球観戦やライブで東京ドームを訪れる際、楽しみの一つといえば「球場飯(グルメ)」ですよね。 ゲートをくぐった瞬間に漂うソースの香り、冷えたビールの誘惑。東京ドームには67店舗以上もの飲食店がひしめき合い、まさに「美食のテーマパーク」と化しています。
しかし、ここで多くの人が直面する「壁」があります。
「店が多すぎて何を選べばいいか分からない」 「やっと買えたと思ったら、行列に並んでいる間にホームランを見逃した」 「席が狭すぎて、食べている最中にソースを服にこぼしてしまった」
私自身、年間20試合以上を現地で観戦するヘビーユーザーですが、初心者の頃はこれらの失敗を何度も経験しました。特に、狭い座席で汁気の多いラーメンをすすろうとして大惨事になったことは、今でも苦い思い出です。
東京ドームグルメで失敗しないための鉄則。それは「味」だけでなく、「座席での食べやすさ」と「買いやすさ」で選ぶことです。
この記事では、2025年最新の東京ドームグルメの中から、私が実際に食べて感動した「片手で食べられる絶品ワンハンドフード」を厳選してランキング形式で紹介します。 さらに、長蛇の列を横目にスマホ一つで商品を受け取れる「モバイルオーダー」の活用術や、「完全キャッシュレス」の落とし穴についても徹底解説します。
こんな方におすすめ
- 初めて東京ドームデートに行くカップル
- 試合の一瞬も見逃したくない「ガチ勢」の野球ファン
- 久しぶりに観戦に行く家族連れ・グループ
Contents
2025年最新!座席で食べやすい「片手グルメ(ワンハンドフード)」BEST5
東京ドームの座席は、決して広くありません。特に内野席や外野席では、隣の人と肩が触れ合うほどの距離感です。そんな環境で、箸を使ったり、両手で支えたりする必要がある食事は、リスクが高すぎます。 応援グッズ(タオルやメガホン)を持ちながらでもストレスなく食べられる、「最強のワンハンドグルメ」を5つ厳選しました。
第1位:東京ドームホテルの「グルメドッグ」

場所:1F・2F・4Fの各売店(ドーム内各所) 「結局、これが最強」と常連たちが口を揃える、東京ドームのソウルフードです。 ただのホットドッグではありません。隣接する「東京ドームホテル」が監修しており、パンの食感からソーセージの質まで、ホテルクオリティで設計されています。 表面はパリッと香ばしく、中はモチッとした特製パンに、肉汁たっぷりのロングソーセージが挟まれています。 ケチャップとマスタードは、手を汚さずに片手でプチッとかけられるタイプ(ディスペンサーパック)なので、液だれの心配もなし。 プレーを見ながらガブリとつける、これぞ野球観戦の王道にして頂点です。「プレーンドッグ」「チーズドッグ」「チリドッグ」などのバリエーションもあり、飽きがきません。
第2位:nana’s green teaの「いちご白玉パフェ」

場所:1F グルメストリート(1塁側) 観戦中、熱気で火照った体を冷やしてくれるスイーツ枠の王者です。 一般的なソフトクリームだと溶けて手がベタベタになりがちですが、これはカップに入ったパフェスタイルなのでその心配がありません。 もちもちの白玉、甘酸っぱいイチゴソース、そして濃厚な抹茶ソフトのハーモニーは、試合展開が膠着して疲れた時の最高のリフレッシュになります。女性や子供だけでなく、甘党の男性ファンが行列を作っているのも納得のクオリティです。
第3位:串カツ田中の「ポテりこ」

場所:1F グルメストリート 居酒屋でおなじみの串カツ田中ですが、ドームで食べるなら串カツ以上に「ポテりこ」を推します。 揚げたてのジャガイモスティックは、外はカリッ、中はホクホク。まるで「じゃがりこ」をそのまま揚げたような新食感です。 最大のメリットは、手が汚れず、シェアしやすいこと。カップに入っているので、友人と会話しながらつまむのに最適です。ビールとの相性は言わずもがな。串カツのように「二度漬け禁止」などのルールを気にする必要もなく、観戦に集中できます。
第4位:サーティワンアイスクリームの「ヘルメットアイス」

場所:各所の売店 デザート部門の不動のエースです。 おなじみのサーティワンアイスが、手のひらサイズの「ジャイアンツヘルメット型プラスチック容器(逆さまにした状態)」に入っています。 スプーンは必要ですが、カップ自体が持ちやすく、溶けても手が汚れません。何より食べた後は、ウェットティッシュで拭いて持ち帰れば、自宅で小物入れや子供のおもちゃとして使えます。 「食べた後まで楽しめる」という点で、コスパ最強のエンタメグルメと言えるでしょう。
第5位:TOKYO POTATOの「ディップポテト」

場所:2F コンコース(3塁側) ただのポテトと侮るなかれ。ここは「ポテトの形」と「ディップソース」を自分でカスタマイズできる専門店です。 クリスピー、ウェッジ、ワッフルなど、食感の違うポテトに、明太マヨやトリュフ塩などのリッチなソースを合わせられます。 普通のポテトよりも冷めても美味しく、指でつまんで食べられるので、試合から目を離したくない「ガチ勢」にも愛されています。
並ぶ時間はゼロ!「モバイルオーダー」完全攻略ガイド
「美味しいものは食べたいけど、イニング間に買いに行ったら長蛇の列で、戻ったら点が入っていた…」 これぞ球場観戦における最大の悲劇です。しかし、2025年の今は「モバイルオーダー」という魔法があります。これを使わない手はありません。
モバイルオーダーとは?
自席に座ったまま、スマホで料理を注文・決済し、出来上がりの通知が来たらお店に取りに行くだけのシステムです。 UberEatsの「テイクアウト版」と考えると分かりやすいでしょう。
具体的な使い方の手順
- QRコードを読み込む: 座席の背もたれや通路にある「東京ドームモバイルオーダー」のQRコードをスマホで読み取ります(専用アプリのダウンロードは不要なケースが多いです)。
- 店舗とメニューを選ぶ: スマホ画面上で、食べたいお店を選びます。わざわざコンコースを歩き回って探す必要がありません。
- クレカで決済: 注文と同時にクレジットカードやPayPayなどで支払いを済ませます。
- 通知を待つ: 「調理完了」のメールやLINE通知が届くまで、席で試合を楽しんでいられます。
- 専用レーンで受け取り: お店に行くと「モバイルオーダー受取口」という専用レーンがあります。行列を横目に、スムーズに商品を受け取れます。
使ってみて分かったメリットと注意点
最大のメリットは、「離席時間を最小限にできること」です。 通常なら「店へ移動+並ぶ+注文+受け取り」で20〜30分かかるところが、受け取りの往復5分程度で済みます。 ただし、注意点もあります。
- 全店舗対応ではない: 一部のワゴン販売や期間限定ショップは対象外の場合があります。
- 通信環境: ドーム内は人が多く電波が繋がりにくいことがあります。球場のフリーWi-Fi(GIANTS_Wi-Fi)に接続しておくとスムーズです。
- クレカ必須: 現金払いはできません。
【重要】現金お断り!2025年版・完全キャッシュレスと持ち込みルール
久しぶりに東京ドームに行く人が一番パニックになるのが、「完全キャッシュレス化」と「持ち込みルールの厳格化」です。知らずに行くと、入り口で愛飲しているビールを捨てさせられたり、ジュース一本買えずに途方に暮れることになります。
「現金は使えません」の衝撃
東京ドーム内の売店、客席販売(売り子)、チケットカウンター、グッズショップ、コインロッカーに至るまで、現金は一切使えません。 「1000円札しかない」という状態では、水一杯買えないのです。
- 使える決済: クレジットカード、Suica/PASMOなどの交通系IC、PayPay/d払いなどのQR決済。
- 現金しかない場合の救済策: 場内に「DXサポートデスク」や「プリペイドカード券売機」があります。ここで現金をチャージして専用のプリペイドカードを発行することは可能ですが、わざわざ並ぶ手間が発生します。 必ず事前にSuicaにチャージしておくか、PayPayの残高を確認してから入場しましょう。特に子供にお小遣いを持たせる場合は、現金ではなくICカードを持たせるのが正解です。
持ち込みルールの変更点(ビン・缶・凍ったペットボトル)
手荷物検査も年々厳しくなっています。
かつて行われていた「入り口で紙コップに移し替えるサービス」は、現在は廃止されています。 「缶ビールを買って、入り口で移し替えればいいや」と思って持っていくと、その場で飲み干すか、泣く泣く捨てるかの二択になります。絶対にやめましょう。
ガッツリ食べたい派へ!「選手プロデュース弁当」と高級グルメ
ここまでは「食べやすさ」重視で紹介しましたが、試合開始前など時間に余裕があるなら、東京ドームならではの「ガッツリ高級グルメ」も外せません。
選手プロデュース弁当の魔力
ジャイアンツファンなら一度は食べたいのが「選手プロデュース弁当」です。 坂本勇人選手や岡本和真選手など、スター選手が好物を詰め込んだお弁当は、ボリューム満点でスタミナがつきます。 何より嬉しいのが、「限定ステッカー」などのおまけが付いてくること。ファンにとっては、食事というよりグッズ購入に近い感覚かもしれません。 ただし、膝の上で広げるとかなりスペースを取ります。通路側の席でない限り、試合中に食べるのは至難の業。試合開始1時間前に入場し、練習を見ながらゆっくり味わうのが「通」のスタイルです。
叙々苑の「カルビ弁当」

場所:コンコース売店(各所) 「今日は奮発して贅沢したい!」という時の筆頭候補が、焼肉の名店・叙々苑(じょじょえん)のお弁当です。 注文してから焼くわけではありませんが、冷めても柔らかい肉質と、あのご飯が進みすぎる「叙々苑のタレ」の味は健在。蓋を開けた瞬間の香りで、周囲の人の視線を集めること間違いなしの「飯テロ」グルメです。 値段は3,000円超とお高めですが、ドームで食べる叙々苑は格別の味です。
仙臺たんや 利久の「牛たんBOX」

場所:4F 3塁側 仙台名物の牛タン専門店。厚切りの牛タン焼き、麦飯、南蛮味噌がセットになったBOXは、冷めても肉が柔らかいのが特徴です。 「利久大人さまランチプレート」など、ハンバーグやエビフライが入った夢のようなメニューもあり、家族連れでシェアするのに最適です。
よくある質問
最後に、初めて行く人が気になる細かい疑問をまとめました。
再入場はできますか?
野球開催時は、指定のゲートから再入場が可能です。 ただし、再入場の際もチケットの半券(または電子チケット画面)の提示と、手荷物検査が必要です。ラクーア(隣接する商業施設)で食事を買って戻ることもできますが、混雑時は再入場に時間がかかるので注意してください。
ゴミはどうすればいいですか?
コンコース各所に「エコステーション(ゴミ箱)」があります。 分別(燃えるゴミ、プラ、ペットボトル、飲み残し)が徹底されています。座席の下に置いて帰るのはマナー違反です。試合終了後はゴミ箱が非常に混雑するので、7回裏や8回表など、少し早めに捨てに行くとスムーズです。
ウォーターサーバー(給水所)はありますか?
ありません。 自分の水筒を持ち込むか、売店・自販機で購入する必要があります。夏場は熱中症対策のため、必ず飲み物を確保してから着席しましょう。
まとめ
東京ドームのグルメは、ただの「腹ごしらえ」ではありません。それは、試合の感動をより強く記憶に刻むための重要なエンターテインメントです。
- 座席で食べるなら: ローストビーフ丼やポテりこなど、「片手で持てる容器」のものを選ぶ。
- 時間を無駄にしないなら: 並ばずに買える「モバイルオーダー」をフル活用する。
- ルールを守る: 「完全キャッシュレス」と「ビン・缶持ち込み禁止」を忘れない。
この3つのポイントさえ押さえておけば、あなたの観戦体験は間違いなく快適になります。 ぜひ、お気に入りの球場飯を片手に、最高のプレーに酔いしれてください!
