「リチウムイオン電池って普通ゴミに捨ててもいいの?」
「モバイルバッテリーを処分したいけど、どうすれば安全?」
「絶縁処理って何?やらないとどうなるの?」
こうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?
記事を書いている私も、リチウムイオン電池の処分の仕方はネットで調べて対応しました。
実際、リチウムイオン電池を不適切に捨てると、ゴミ収集車や焼却施設で発火事故が起こることがあります。
東京都のデータによると、2023年にはゴミ処理施設でリチウム電池が原因の火災が年間約300件発生しています。
この記事では、リチウムイオン電池の安全な処分方法と絶縁処理の手順を、わかりやすく解説します。
Contents
なぜ普通ゴミに捨ててはいけないのか?
リチウムイオン電池は電気を蓄えているため、回収や運搬の途中で端子が金属に触れると、ショートして発火する可能性があります。
東京都では、バッテリーが原因の火災が年間300件以上報告されています。
このため、法律でも普通ゴミでの処分は禁止されています。
絶縁処理とは?なぜ必要?
絶縁処理とは、リチウムイオン電池やモバイルバッテリーの端子部分を電気を通さないテープで覆い、ショート(短絡)を防ぐ作業です。
この処理を行うことで、回収中や輸送中に他の金属や電池と接触して火花や発火が起こるリスクをゼロに近づけることができます。
リチウムイオン電池は電気を蓄えているため、端子同士や金属に触れると一瞬で電流が流れ、ショートします。
このショートが起こると、内部で熱が急激に発生し、熱暴走(thermal runaway)という現象を引き起こします。
熱暴走が進むと、煙・火花・炎・爆発に至る危険があります。
絶縁処理を怠った場合のリスク
- ゴミ収集車で発火 → ニュースでも報道される大規模火災事故
- リサイクル施設で爆発 → 作業員の負傷、処理ライン停止
- 家庭内で金属と接触 → バッグの中でショートし、発煙・火災
実際、東京都の調査ではリチウムイオン電池が原因のゴミ処理施設火災は年間300件以上。
その多くが「絶縁処理なし」の状態で捨てられた電池によるものです。
絶縁処理のやり方
用意するもの
- ビニールテープまたは絶縁テープ
- はさみ
- 必要に応じて軍手(バッテリーが膨張している場合)

手順
- バッテリーを可能な限り放電(残量0%)← これ大事
- 電源をオフ
- 端子部分を確認(USBポート、+−極)
- ビニールテープを2重以上巻き、金属部分を完全に覆う モバイルバッテリーならUSBポート全体を覆う ← 下の写真の感じで
- 袋に入れ、他の金属と接触しない状態にする

廃棄時の注意点
- 絶対に分解しない(セルを傷つけると爆発の危険あり)
- 膨張や損傷がある電池は、金属バケツで隔離し自治体に相談
- ゴミの日に出さない(収集車での発火事故が多数)
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回収場所と方法
検索ワード:「自治体名 + 小型充電式電池 回収」
よくある質問
100均で買ったモバイルバッテリーも回収できる?
はい。ブランドや価格に関係なく、リチウムイオン電池であれば回収対象です。
ネットで処分キットはある?
あります。通販サイトで「小型充電池 回収キット」と検索すると、宅配回収サービスが利用できます。
膨張していて危険そうなバッテリーは?
絶縁処理のうえ、金属容器に入れて保管し、自治体や専門業者に連絡してください。
まとめ
リチウムイオン電池を捨てるときは、この3つを守りましょう。
- 絶縁処理をしてから回収へ
- 家電量販店や自治体の回収拠点を利用
- メーカーの回収プログラムを活用
このルールを守れば、火災事故を防ぎ、リサイクルにも貢献できます。
